発覚

「俺はSASの検査を受けていたと思ったらいつのまにか甲状腺腫瘍と診断された」
な…何を言ってるのか(ry

ということで。
発端は睡眠時無呼吸。ずいぶん前から、平日も休日も昼間の眠気に悩まされてきた。一度ちゃんと病院で診てもらおう、ということで診察を受けたのが11月半ば。
検査として、鼻の通りを調べたり、頭部のCTスキャンを撮ったり、血液検査をしたり、精神科の先生と面談したり。さらには寝てる間の呼吸状態を一泊監視されたり。
結果が出たのが12月頭。めでたく中度のSASと判定。そりゃまあ見事に夜中いびきをかいてるわ、呼吸が数十秒止まったりしてるわで。
で、それならそれでこれから治療していきましょう、で済む話なのだが、先生から「SASとは全く関係ない副所見ですが…」と前置きされて見せられたのが頸部のCT。甲状腺の中に何やら丸っこい空白地帯が…。
その日のうちに耳鼻科で追加検査。組織を採って、血液を採って。それに加えて後日超音波検査を行って、良性か悪性か調べましょう、ということに。
まあそんな訳であるからして、自分でも甲状腺腫瘍について慌てて調べてみた。理解した範囲だと、「甲状腺腫瘍の大部分は良性」「万一悪性でも術後は良好、5年生存率も高い*1」ということなので、まあセービングロールでファンブルしなけりゃ大事にはならないかな、と。
そして本日が超音波診断+総合所見の日。結果は良性、というか、正確に言うと「悪性の兆候は見られない」。但し、腫瘍の大きさが4.5cmほどと大きく、超音波診断の画像で見ると、明らかに気管が圧迫されている。一般に、良性腫瘍でも3cmを超えるサイズのものは手術で摘出するのがよい*2、とのこと。
手術する場合の説明も一通り受けた。入院は約1週間。リスクとしては、声帯に影響が及ぶ場合、声が枯れて追加の処置が必要になることがある(5%程度)、ぐらい。あとは、摘出してみたらやっぱり悪性で既に浸潤してた、とか。
そういうことであれば摘出手術を受けるのが正解かな、というのが今のところの判断。緊急手術が必要、ってレベルではないし、来年春までの間に時間を作って手術を受けますかね。仕事に穴が空くので、年明けに上司と相談予定。
今後の経過は適宜書きます。現時点では命に関わる大事ではなさそうだし、まあいいネタができたかな、とw つか、無関係な病気(?)の診察でたまたま見つかったんだからラッキーだわな。
それにしても、人生の折り返し点あたりまで来ると、こんなのも少しずつ出てきたりするんですなー。

*1:但し、甲状腺癌の中でもレアケースなやつ(未分化癌)は最悪の癌の一種だったりするらしい…

*2:放っておくとホルモンに異常が起きたり、悪性になりやすかったりするらしい