経過

再切開の可能性があるため、手術日同様に朝飯抜き。朝の出血量チェックではボーダーラインとのこと。ドレーンを見ると、徐々に血液から浸出液に変わってきているようには見えるのだが。
昼前に診察して最終判断。出血が止まっていない=内出血が続いているならば、手術個所が紫になっている筈だが、そうはなっていない。つまり出血は十分止まっているだろう、との判断。ほっとした。但し、まだ流出量が多いため、ドレーンは予定よりも長期間入れておくこととなった。これにより、場合によっては退院が延びるかも、とのこと。ま、治すのが最優先だから仕方ない。
この日の昼飯はハズレ飯その1。基本的にご飯ものはまあ食べられる味なのだが、この日はラーメン。ぶっちゃけ、幸楽苑レベルにすら達していない(^^;;) 朝飯抜きで腹減ってたのに… orz
この日は客が多かった。母、友人、上司が相次いで訪問。
持ってきた本もそろそろ全部読み終わり。あとはBDとVitaが頼り。

術後

6時に起床。眠りが浅かったが、それなりに起きられた。
まずは体に取り付けた諸々のうち、首元のドレーン*1・点滴以外を除去。尿道カテーテルを抜く際には、漏らさないかちょっとびびった(^^;)
ともあれ、これで一応は動けるようになった。歩行にも支障は無し。食事も、ご飯こそ粥だがおかずは普通。
本日より退院日まで、毎日基本的には同じサイクルで生活。だいたい以下のような感じ。

  • 6時: 起床
  • 7時半: 朝食
  • 点滴
  • 診察
  • 12時: 昼食
  • 点滴
  • 回診
  • 19時: 夕食
  • 21時: 就寝

あとは朝夕に、検温やら呼吸器系治療のための吸入があったり。
この日、昼過ぎに出血量のチェック。ちょっと量が多いらしい。あまりに出血が多い場合には、明日(全身麻酔の上で)再度切開し止血処理が必要になるかも、とのこと。それは面倒なので、何とか止まってほしいところだが、自力で何とかできるわけでもなく。不安を抱えつつ就寝。

*1:手術した部位からの出血を体外の容器に排出するための管

当日

本日いよいよ手術。排泄を抑えるため、朝から絶飲食。9時から点滴、となるとろくに動けない。手術の立ち会いに来た両親と話をしたりして時間を潰す。
12時に安定剤を飲み、ストレッチャーに乗っていよいよ手術室へ。医師の一人が「麻酔を始めます」と言ったところで意識が途切れた。眠くなってきた、とか意識する間もなく一瞬。
次に気がついたのは病室のベッド上。時間は17時過ぎ。酸素マスクを着けている上、首元やら腕やら尿道やらに管が刺さっている。麻酔が抜けきらず、ややぼーっとした意識の中で、主治医から簡単な説明を聞く。どうやらひとまず終わったらしい、ということぐらいだけ把握した。
この日はそのまま安静。寝るしかないのだが、深く眠れない。眠れはするのだが、数時間で目が覚める。はっきり覚醒する訳でもないのでまた眠るが、また数時間で目が覚める。翌朝までその繰り返し。

入院

本日よりいよいよ入院。朝10時に病院へ。受付に書類を提出ししばし待つ。
しばらくすると迎えの看護師が来たので病室へ。個室なのでTVも使い放題だし*1、誰に気兼ねするでもなくBDプレイヤー等々を設置。但し、病院内では一部エリアを除き携帯が使えないため、モバイルルータを使いたければその「一部エリア」に行くしかないのが難点。
看護師から病院での生活サイクルについて説明を受け、昼飯を食べたら、麻酔科の先生と主治医の先生からそれぞれ簡単な問診。ぶっちゃけ「それだけ?」っていうぐらい簡単な話しかしなかったw
15時過ぎに入浴したら、あとは何もすることが無い。ひたすら本を読んだりBDを見たりVitaで遊んだり。正直、一週間も暇を潰し続けられるのかがちょっと不安になった。
18時に夕食、21時に就寝。就寝時間が普段より3時間は早いが、案外すぐに眠りにつけた。

*1:一般の病室だと12時間1000円のTVカード利用

事前説明

先週の検査結果を踏まえて、手術実施を最終判断。予定どおりGW明けに手術することに決定した。
手術内容は甲状腺の左半分まるごと切除。そんなに大きく取って大丈夫か? と思ったが、半分残っていればホルモンの分泌量は問題ない、とのこと。
あとは病室のタイプを選んで*1、入院時に必要な物などの説明を簡単に受けて本日は終了。やはり病室は携帯禁止らしい…。*2 iPadも一応持っていくが、本とかBDプレイヤーとかPSP/Vitaとかは必須だな。一週間も耐えられるかな俺…。

*1:コミュ障なので個室にしますたw

*2:携帯は専用コーナーで使ってね、とのこと。

術前検査

SASの治療も普通に始まり、GWまであと1ヶ月と迫ったところで、本日は手術前の検査を実施。要は、手術しても大丈夫かどうかのチェック、ってことですな。
本日の検査項目は以下のとおり。

全コース通して1時間ほど。1週間後に結果が出るので、それを踏まえて予定どおり手術するかどうかを判断。
それにしても、当の本人は至って普通に日常生活を送っているのだが(自覚症状も何も無いしね)、こういう検査を受けると病人っぽい気分になりますなー。

*1:耳たぶに小さい傷をつけて、出血が止まるまでの時間を測定

計画

というわけで、手術する方向で腹を括って、本日は日程調整。良性とは言え、気分的にはさっさと取って気楽になりたいところ。
が…結論としては手術はGW明けに。問題になったのは、これからSASの治療をするという点。つまり、現状寝てる時には低酸素状態になりやすいわけで、それが治る前に全身麻酔な手術を受けると、麻酔がなかなか覚めないことがある、というリスクがあるとのこと。来月からSASの治療が始まる予定で、そこから3ヶ月経過してから手術をしたい。となるとGW明けになる、という次第。
まあそれならそれで仕方ないので、GW明けで日程を仮決定。SASの治療開始が延びたら、それに合わせて手術のほうも延びる、と。で、手術のひと月前には術前の検査を受ける。
まだ手術まで時間はあるが、色々と情報は伺っておいた。詳細は術前検査の後に再度。

  • 費用は20〜25万。病室にもよるが。
  • 手術当日は立ち会い一人必要。
  • 入院中は基本ベッド上でぼーっとしてるしかないらしい。
  • リスクとしては、前回書いた「声が枯れる」件ぐらい。その他、「摘出してみたらやっぱり悪性でした」がせいぜい2〜3%ぐらい。

ま、入院とか全身麻酔とか初めてなので、不安はあるものの妙に楽しみな気持ちもあったりするわけで。とりあえずどうやって1週間も暇を潰すかが課題かなw